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サリーの着方

 

インド、ネパール、バングラデシュ、パキスタン、スリランカなどの女性の民族衣装であるサリーは、5,6メートルもある長い布を巻きつけるだけのものです。

世界の民族衣装の中で最も優雅な美しさを見せてくれるサリーは、それぞれの国やその地方や宗教によって様々な着方があります。
ここでは、最も代表的な左肩飾の着方を紹介します。

まず、5,6メートル全部を開いてみます。
左端の1,2メートル分は着た時隠れてしまう為に裾にしか柄がないサリーもあります。
また、この2メートルの裏には横15センチメートルで長さは215センチメートルの長い布が縫い付けてあります。
それは、サリーのヒダをきれいにつける為です。

サリーは、そのままではもちろん着ることができませんのでペチコートというスカートのような服をはき、そこでサリーのヒダをはさみます。
また、チョリ(ブラウスの半袖で丈の短い上着)もサリーとセットで着ます。

1. サリーには、必ず一方の端に美しい織や染め柄(アチョール)がありますが、それと反対側の柄のない方の端をペチコートの右脇にはさみます。

2. 腰を一周したところで(左回り)再び右脇にはさみます。肩にかける布を1.8メートル位残して8〜10センチメートル幅のヒダをつくります。

3. 最も端のアチョールを幅8〜10センチメートル位に折りたたんでプリーツの束を作ります。

4. 折りたたんだアチョールを持って、もう一度サリーを左回り(反対に)巻きます。

5. アチョールを左肩にのせて後に垂れる長さを調節します。サリーを着ることができない人は、左肩を安全ピンで裏からとめてもいいです。

6. サリーの余分を前に回します右脇から幅8〜10センチメートル位のプリーツの束を折りたたみながら作り、そのプリーツの束を左に倒して、ウェストの中央でペチコートにはさみます。

7. ウェストを隠すようにしながら体の形をしっかり見せるようにします。

 

これで、サリーの着付けを終わります。

   
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場所:奈良県磯城郡田原本町

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問い合わせ先:マハット ラリット(日本語OK)
        TEL:050-5850-3366
        lalitmahat@yahoo.co.jp 



October 25, 2013